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志望動機

エントリーシートや論文、面接等、試験を進めていくうえで、何かとついて回る志望動機。 面接で聞かれるのはもちろんのこと、申込の段階でエントリーシートに記入しなければならない自治体も少なくありません。 とはいえ、この志望動機に悩む受験生は多くいます。
消防官になりたい理由は人それぞれですが、試験では試験官を納得させる志望動機を言えなければ合格を勝ち取ることはできません。 では、試験官を納得させる志望動機をつくるにはどうすればよいか具体的に見ていきましょう。
   


志望動機の例

例1:
東日本大震災で被災し、消防の人に助けられた。自分もこのような人を助ける職に就きたいと思った。

例2:
中学生の時、家で父が倒れ、救急隊の人に助けてもらった。その時の救急隊員の姿に感動し、自分も救急隊員を目指すようになった。

例3:
小さい頃、近所で火災があった。自分は何もできなかったが、危険な現場で懸命に活動する消防隊員の姿を見て、将来消防士になりたいという思いが芽生えた。

どうでしょうか。どれもなぜ消防官になりたいのか、明確な志望動機になっていますね。
これらに共通していえるのは、エピソードが強烈で面接官・試験官の印象に残りやすい。 また、人助けがしたいという思いが伝わってくるということです。

消防官の志望動機で重要なポイントは「人助けがしたい」という思いです。
消防の業務には、消防、救急、救助、予防等様々ありますが、すべてに共通していえるのは、災害から市民を守るという任務です。
そのため「人助けがしたい」「命を守る仕事がしたい」という思いは、志望動機に直結します。 志望動機に悩む受験生は、「人助けがしたい」「人の命を守りたい」という思いを盛り込むとよいでしょう。

しかし、それだけではまだアピールが足りません。警察、自衛隊、看護師・・・消防以外にも「人助け」「人の命を守る」職業はたくさんありますよね。
なぜ消防なのか、消防でなければならない理由をはっきりさせる必要があります。 その部分をアピールするには、具体的なエピソードが必要になってくるわけです。 「人助けがしたい」という思いに、上記のような具体的なエピソードを絡めることで、消防官になりたいという志望動機が明確なものになります。

ただ実際には、上記のような具体的なエピソードを持っている人は少ないですよね。
では、もう少し身近なところから具体例を考えてみましょう。


身近なエピソードの具体例

  • ● 小学校の社会見学
  • ● 小、中学校や高校の避難訓練、救命講習
  • ● 職場体験

おそらく大半の人は、学校行事で一度は消防官と接する機会があったはずです。
具体的なエピソードが思いつかない人は、これらの行事を志望動機に絡めることで、立派な志望動機が出来上がります。


まとめ

  • ● 消防官の志望動機では、「人助けがしたい」という思いが重要
  • ● 具体的なエピソードを絡めることで、明確な志望動機となる

>>次は、地元以外での志望動機を見ていきましょう。
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