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教養試験対策:出題科目

消防職の採用試験で課される学科試験は、公務員試験では、教養試験と呼ばれるものになります。一般的に1次試験で課されることが多いです。 いくら体力や面接に自信があっても、この学科試験を突破しなければ話になりません。 学科試験を突破するために、まずはどんな科目が出題されるかを把握しましょう。

学科(教養)試験には一般知識一般知能の二つの分野があります。

一般知識

  • ● 社会科学(政治・法律、経済、社会)
  • ● 人文科学(世界史、日本史、地理、思想、芸術)
  • ● 自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)


  • 一般知能

    • ● 数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)
    • ● 文章理解(現代文、英文、古文)

えーーっ、こんなにたくさんの科目を勉強しなければいけないの!?と嫌気がさしますよね。 ですが、消防士は公務員です。公務員である以上、学科(教養)試験を避けて通ることはできません。


ライバルは消防志望だけでない・・・!?

公務員試験の特徴は、教養試験であればどの職種であっても、ほぼ共通の問題が出るという事です。 そのため、本命は国家公務員であったり、地方事務職が本命の人間も併願先として、消防職を受験する人が多くいます。 他の職種との併願者が多数いるのが公務員試験なのです。

国家一種・・・地方事務職・・・いかにも勉強できそうな感じがします。 実際、国家公務員の一般職や地方事務職の試験には、教養試験だけでなく専門試験というものも課されています。 なので、そういった人間は、めちゃめちゃ勉強しています。勉強量はハンパないです。

消防が本命の人にとっては、そんな奴が消防受けんじゃねーよ!となりますよね。 無理もありません。1次試験を突破できなければ、その時点で消防士への道が途絶えてしまうわけですから・・・。


見方を変えれば、消防本命の受験者が圧倒的に有利

滑り止めで消防を受けてくる受験者にビビってはいけません。 先ほど書いたように、一般職が本命の人間は教養試験と専門試験、ボリューム的には教養試験2つ分の量を勉強しなければなりません。
逆にいえば、消防が本命の人間は専門試験がないため、教養試験のみを集中的に勉強すればいいわけです。まじめに取り組めば圧倒的に有利ですよね。

本気で消防士になりたければ、滑り止めで受けてくるような人間に負けてはいけません。死ぬ気で勉強して何が何でも1次試験を突破してください。 という事で、次は出題傾向と合格ラインを見ていきましょう!
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