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教養試験対策:出題傾向と合格ライン

次に、各科目ごとの出題数を見ていきましょう。一般職に比べ量は少ないとはいっても、教養試験だけでもかなりの量があります。 全てを均等にできるようになるまでやっていては、とても時間が足りません。 出題数の多い科目をいかに効率よく勉強するかが、合格の秘訣です。

各科目がどれくらい出題されるのか、どこに力を入れるべきかを把握しましょう。

ご覧のとおり、科目ごとに出題数はバラバラで、偏りがあることがわかります。 判断推理や文章理解等毎年6、7問出題される科目もあれば、日本史や地理等1問程度しか出題されない科目もありますね。 数的処理、文章理解、社会科学は出題数が多く、人文科学、自然科学は出題数が少ない傾向にあることがわかります。
教養試験は、どの科目も1問1点で、全部で何問正解できたかで点数が決まります。
ということは、必然的に出題数の多い科目に重点を置いて勉強することが合格の秘訣と言えます。

出題傾向

次に、全体に占める割合で、出題傾向を分析してみます。
割合で見ると、政令市と市役所はほぼ同じ傾向にあることがわかります。 数的処理の配分が最も高く、全体の約3割を占めています。次いで、社会科学が約2割、次に文章理解と続きます。

東京消防庁に関しても、基本的には政令市、市役所消防と似た傾向にありますが、注意すべき点は自然科学です。 実に全体の約3割を自然科学が占めており、数的処理とほぼ同等の割合となっています。 自然科学の配点が高いのが、東京消防庁の特徴です。 ですので、東消受験を考えている場合は、自然科学もしっかりとした対策が必要となってきます。

合格ラインは全体の6~7割

教養試験は、全体の6~7割正解できれば問題なく突破することができます。 なので、6~7割の正答率を目安に勉強を進めていくのが、合格への近道です。

真面目な人が陥りやすい考えですが、よく8割以上の正答率を目指して勉強すれば、6~7割は取れると思って勉強する人がいます。ですが、それは間違いです。
試験で8割以上取るには、すべての科目をまんべんなく学習する必要があります。しかし、すべての科目を学習するのはハッキリ言って不可能です。範囲が膨大すぎます。
もしもすべての範囲をカバーできたとしても、教養試験には制限時間があります。時間内にすべての問題を解くのは、これまた不可能な話です。


つまり、試験で6~7割取る力をつけることは、やり方次第で十分可能ですが、それ以上(8~9割)の力をつけることは、現実的でないのです。
8割以上は取れないけれど、6~7割は確実に取れる。 その力をつける事こそが、合格への鉄則であり、教養試験突破の秘訣なのです。

では、6~7割を確実に取る力をつけるには、どのように勉強を進めていけばよいのか、 次は、具体的な勉強方法と学習プランを見ていきましょう。