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教養試験対策:勉強方法と学習プラン

先ほど見ていただいたように、全体の6~7割を確実に取る力をつけることを目標に勉強を進めていきます。 そのためには、配点の大きい数的処理等に重点を置き、配点の少ない科目は潔く捨てる。これが鉄則です。
では、具体的な勉強スケジュールを決めていきましょう。

個人の基礎学力や、試験までにどれくらいの期間があるのか等によって戦略は異なりますが、各々の境遇にかかわらず、以下の要領で勉強を進めていくことをお勧めします。

6カ月~1年プラン

数的処理

まず、数的処理は、配点が大きく、力が付くまでに時間がかかるので、今すぐに勉強を始めます。 毎日数問で構いませんので、毎日解くようにしてください。

社会科学

次に、社会科学を進めていきます。社会科学も数的処理と同じく配点が大きく、力が付くまでに時間がかかるため、早めに勉強を始めます。 基本的に暗記科目なので、試験までに一冊の問題集を最低3回は繰り返し解くようにしてください。

文章理解

文章理解に関しては、配点は高いのですが、コツさえつかめば一般的な読解力で解ける問題がほとんどですので、 それほどガッツリ勉強する必要はありません。
文章を読む感覚を忘れないように、1週間に1日程度問題を解けば十分です。

人文科学、自然科学

人文科学、自然科学についてですが、これらは範囲が膨大な割に、配点自体は少ないという特性から、どちらか一方を選んで勉強してください。
ただし、東京消防庁の受験を考えている場合は、必ず自然科学を選択して勉強してください。 先ほど見ていただいたように、自然科学が全体の3割を占めるからです。

東京消防庁は、他の自治体と一次試験の日程がズレているので、併願して受ける人も多いかと思います。
併願を考えている人は、自然科学を勉強し人文科学を捨て問にするのが、賢い選択と言えます。

東京消防庁を受験しないのであれば、高校で自分が文系であったか理系であったかで選んでもらって構いません。 一方に全力を注いで、もう一方は捨て問にします。

すべてを勉強している時間は到底ありませんし、試験ではすべてを解いている時間もありません。 何度も言いますが、公務員試験は全体で6,7割とれていれば十分合格できるのです。どちらか一方を取り、もう一方は潔く捨てる。これが教養試験突破の秘訣です。

試験まで時間がない人へ…3カ月プラン

独学で3ヵ月程度ではかなり厳しいですが、その場合の勉強法としては、数的処理と社会科学だけに全精力を注ぎこみます。
これだけで全体の4割程度を占めており、またこの2科目は全く勉強せずに解くことは難しいため、時間がなく予備校に行く余裕もない人は、 とにかく数的処理と社会科学を死ぬ気で勉強してください。 問題集も全問解く必要はないので重要問題を繰り返し解き、解いた問題は確実に解けるようにします。

全体の1.5~2割程度を占める文章理解は、勉強しなくても解ける問題がほとんどです。 問題慣れしていれば、時間をかけずに解くことができますが、勉強していなくてもしっかりと文章を読んで答えれば解くことができます。

合格するには全体の6~7割が必要なので、残りの科目は自分が今持っている知識で勝負するしかありません。 化学や物理といった自然科学や、日本史・世界史といった人文科学は、高校までに習った知識を呼び起こしながら解いていきます。
マークシート方式の4択または5択問題なので、勘で書いても当たる可能性は十分あります。

以上のことから、試験までに時間がなく、予備校に通う余裕もないという人も、うまく勉強を進めれば受かる望みはあるので、あきらめてはいけません。
どんな状況下であってもあきらめない姿勢は消防士になってからも必要なメンタルです。

学習スケジュールを立てる

以下のファイルを参考にして、学習プラン、勉強スケジュールを立てましょう。
※画像クリックでPDFファイルが開きます。

6カ月~1年プラン 3カ月プラン

試験では時間管理も大切

最後に、試験では制限時間があり、時間内に問題を解かなければなりません。そのため、模擬試験や試験直前には一問に裂く解答時間も意識して解きましょう。
1問5分が目安です。基本的に7分以上過ぎたらその問題は捨て、次の問題へ移りましょう。実際の試験ではこの時間管理も重要になってきます。