消防士になりたい人のための採用試験攻略サイト

採用試験の内容

消防職員は地方公務員です。ですので、採用試験も地方公務員試験に準ずる試験が行われます。 試験科目は一般的に以下の5つです。
1.教養試験
2.論文試験
3.体力試験
4.面接試験
5.適性検査

東京消防庁の場合、一次試験では教養試験と論文、適性検査が行われ、二次試験で、体力試験と面接試験が行われています。 自治体により異なりますが、一次試験では教養試験や論文といった筆記試験が行われ、二次試験で面接試験が行われるところが多いです。

消防職員の採用試験というと、体力勝負の試験が行われるのではというイメージを持つ人もいるかと思いますが、 実際には、体力だけでは合格できず、教養や論文といった筆記試験を突破できなければ、合格は勝ち取れません。

逆にいえば、体力に自信がなくても、筆記が強ければ合格の可能性は十分にあるという事です。 ですが、勉強に自信のない人もあきらめるのはまだ早いです。 通常の公務員試験では、教養科目と専門科目の二つからなりますが、消防の試験では、専門科目は免除されています。 また、論文試験も専門的な知識を問う論題は出題されず、一般常識でクリアできるテーマがほとんどです。
   

教養試験

一次試験で課されることの多い教養試験。消防士は地方公務員ですので、基本的にこの教養試験の問題も地方公務員・市役所レベルの問題と同じです。ただし、消防士の学科試験は、教養試験のみのところがほとんどです。通常の公務員試験で課される専門試験は免除されている自治体がほとんどですので、勉強しなければならない試験科目は他の職種よりも少ないです。 教養試験には以下のような分野があります。

  • ● 数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)
  • ● 文章理解(現代文、英文、古文)
  • ● 社会科学(政治・法律、経済、社会)
  • ● 人文科学(世界史、日本史、地理、思想、文学・芸術)
  • ● 自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)
マークシート方式で4択または5択のところが大半です。

適性検査

適性検査は、消防士として公務員としての適性があるかを調べるものです。 試験ではなく、あくまで検査ですので、よほどのことがない限り、この適性検査で合否が決まることはありません。

検査内容としては、クレペリンと性格適性の検査が一般的です。 クレペリン検査は、一桁の数字をひたすら足し算していくもので、処理能力や職業適性が検査されます。

性格適性検査は、テープ音声に沿って簡単な質問に、はい、いいえで答えていくものです。 自治体によっては、図形の異同を見分けるような、いわゆる事務適性の検査を課すところもあります。

適性検査は「試験」ではなく、あくまで「検査」ですので、基本的には対策の必要はありませんが、 不安な人や心配な人はこちらで対策をしておきましょう。
>クレペリン検査対策
>性格適性検査対策

論文試験

消防の筆記試験は、学科試験だけでなく論文試験も課されます。一概には言えませんが、概ね60分~90分で800字~1200字程度の論文を書かせる自治体が多いです。

出題されるテーマは、事務職のような専門知識がないと書けないような論題は出題されません。少子高齢化や情報化社会というような一般常識で書けるような論題か、失敗から学んだこと、どんな消防士になりたいかというような自分自身のことについて問う論題が出題されます。

体力試験

消防の採用試験で課される体力試験は、高校などで行われているスポーツテストとほとんど同じです。 一般的に、握力、上体起こし、長座体前屈、立ち幅跳び、反復横跳び、20mシャトルラン、腕立て伏せといった種目があります。懸垂を課す自治体もあります。

面接試験

消防職の面接は個別面接の自治体が多いです。時間は大体1人20~30分程度です。
泣いても笑ってもここで合否が決まってしまいます。自分がいかに消防士になりたいか、熱い思いをぶつけましょう。