消防士になりたい人のための採用試験攻略サイト

試験日程と併願

消防士の採用試験は、日程さえかぶっていなければいくつでも受けられます。 とは言っても、大体の自治体は一次試験の日程がある程度統一されているため、自ずと受けられる自治体数は限られてきます。
消防職員採用試験の一次試験の日程は、大きく3つに分けられます。

一次試験の日程

まず、6月の下旬(通常は第四日曜日)に行われるA日程。これは、政令指定都市の多くが採用している日程です。
次に、7月下旬(通常は第四日曜日)に行われるB日程。これは、中規模の自治体に多く見られる日程です。
最後に、9月下旬(通常は第四日曜日)に行われるC日程。これは、田舎の自治体など、小規模の自治体に多く見られる日程です。

基本的にほとんどの自治体はこの3つの日程のどれかに当てはまります。ただし、例外もあります。 たとえば、東京消防庁は、独自の日程で試験を実施しており、Ⅰ類(大卒程度)の採用試験が5月下旬と8月下旬に、Ⅱ類(短大卒程度)の試験が6月下旬に、 Ⅲ類(高卒程度)の試験が9月下旬に行われています。

また、稀にではありますが10月以降は追加募集をかける自治体もでてきます。 これを頭数に入れるのはナンセンスですが、どの自治体にも受からなかった時には、追加募集がかかっていないかチェックしてみてください。

4月 上旬
中旬
下旬
5月 上旬
中旬
下旬 東京消防庁(Ⅰ類1回目)
6月 上旬
中旬
下旬 政令指定都市、東京消防庁(Ⅱ類1回目)
7月 上旬
中旬
下旬 中規模自治体等
8月 上旬
中旬
下旬 東京消防庁(Ⅰ類2回目)
9月 上旬
中旬
下旬 小規模自治体等、東京消防庁(Ⅰ類1回目)
10月以降 上旬 追加募集
中旬 追加募集
下旬 追加募集

併願

本気で消防士になりたいと思っている人は、できる限り多くの自治体を受けるべきです。 仕事の都合で休みが取れない人や、どうしてもこの自治体でないと嫌だという人はともかく、併願するに越したことはありません。
本命の予行演習にもなりますし、チャンスは多ければ多いほど良いのです。

併願すると採用されにくくなるのではと心配する人もいると思いますが、そのようなことはまずありません。
今の時代、就職活動でいくつもの企業を受けるのは当たり前のことですし、それは民間だろうが公務員だろうが同じです。 面接の際に今受験している自治体が第一志望だといえば済む話です。

前に書いた日程から、消防士の試験はA~C日程の3つに加え、東京消防庁を1つ受験するとして、年に4自治体ほどは無理なく受けることができます。
他の公安職にも興味があれば、警察、海上保安庁、自衛隊なども併願することが可能です。
こういったことから、年に一つの自治体しか受験できないといったことはありません。できる限り多くの自治体を受験することをお勧めします。

最後に、面接の際に併願状況を聞かれた時には、他に受験している自治体を正直に答える必要があります。 調べればすぐにわかってしまうからです。聞かれるまでは、あえて自分から言う必要はありませんので、併願状況を聞かれた際には、受験している自治体名を正直に答えましょう。

ただし「○○市のほかに、××市消防と△△市消防を受験していますが、こちらの○○市消防が第一志望です。」 というように、必ず御市が第一志望であるという一文を加えてください。必ずです。 なぜ第一志望なのかその理由も明確に答えられるように、回答を用意しておいてください。 これが併願するうえでのミソであり、合格するための秘訣なのです。