地域手当
地域手当とは、その地域の物価や民間の賃金水準を考慮した、地域格差を埋めるための手当です。
すべての自治体で支給されるものではなく、主に物価の高い都市部や民間企業の給与水準が高い自治体に支給される手当になります。
地域手当には、国家公務員に支給されるものと、消防士のように地方公務員に支給されるもの、民間企業に支給されるものがあり、支給額はそれぞれ異なります。
自治体採用の消防士(地方公務員)の地域手当は、国の基準に準じたものになりますので、基本的には国と同様もしくはそれに近い水準の支給額となっています。
ただし、支給額自体は自治体が決めるものですので、必ずしも一致しない場合もあります。
地域手当は、支給率で定められており、基本給にその支給率(パーセント)をかけた額が、毎月の地域手当の額になります。
例えば、特別区に勤務する地方公務員の地域手当は20%なので、基本給(給料)が20万円であれば、20万円×20%=4万円が地域手当として給料に加算されます。
初任給の高い自治体の大半は、この地域手当によるものが大きいです。
以下に地方公務員の自治体(市町村)別地域手当をまとめましたので、参考にしてください。
市町村別 地域手当一覧
※地方公務員給与実態調査より
※平成30年現在
※平成30年現在